小林じゅうたろうの考え

■9月議会報告

厚生病院・市庁舎問題 { 小諸が揺れた10日間 }のご報告

今年の経緯

23年1月5日 市庁舎整備基本構想策定委員会が、「新築する庁舎の位置は、旧ビオ跡地が現実的」との答申を提出。
  市長は、“最大限尊重する。”

4月12日、旧ビオ跡地は、「浅間山噴火の場合、融雪型火山泥流が発生する可能性を否定できない。」として
上記の構想を凍結。“市庁舎は、5年ぐらいは仮庁舎”と方針を変更。

6月16日、厚生連と厚生病院が、『厚生病院の再構築基本構想』(素案)を発表。同時に26年度着工を要望。

7月、市議会(特別委員会)が、市の提案していた、“NTTを仮庁舎とする案”を二重投資になると、否定。
(この場合、改修費と5年間の賃借料で、8億6千万円以上)

8月17日、“厚生病院も市庁舎も、ともに現在の市役所の敷地で”という、いわゆる「併設案」が、市から市議会に正式に提案される。 

9月定例会の攻防

9月12日、市議会9月定例会に出された、新庁舎の地形測量、ボーリング調査、基本設計の予算8,600万円 
などが、総務文教委員会で否決。( 2 対 4 ) 否決の主な理由は、「論議が不足している。」

◎9月13日、厚生連幹部の、「本会議でも否決ならば、再構築は幕引き」という趣旨のコメントが新聞に載る。
地元テレビ局の報道もあり(やや過剰だったが)、市民の皆さんの間に不安が広がる。

9月15日、私の所属する会派、「政真会」は改めて対応を協議。
2次救急医療としての厚生病院の重要性、市民の不安を払拭する
責務、など大局的な見地から
方針の見直し・転換を打ち出す。(会派は、5名。賛成に回るもの4名。なお1名は反対だが、全員が了承。)
この時点で、事実上、委員会での否決から本会議での逆転可決へ、体勢は動き出していた。

◎ 9月16日、午前中に予定していた「政真会」の記者会見は、圧力などにより中止に追い込まれてしまった。

◎ 同じく9月16日、午後、特別委員会にて、「併設案を最優先の案として検討する。」の方向性が決まる。
同時に、小諸市と厚生連、病院の結ぶ「覚書」の文言についても、合意がなされた。

その後も若干の攻防はあったが、
9月22日、夕方、小諸市議会本会議。 新庁舎の地形測量、ボーリング調査、基本設計の予算8,600万円などは、
賛成14 対 反対その他6 で原案可決となる。

小諸厚生総合病院の再構築が、ようやく現実的な一歩を
踏み出した。


  • 小林じゅうたろうの想い

      21年3月、市長が「 厚生病院と市庁舎の交換移転案 」を発表してから2年半がたった。 この2年半、“まちづくりの核として・・・”など賛成意見、一方には、“市民合意が得られていない・・・”など反対意見。 市民の皆さんも議会も、賛否を二分する「こうちゃく状態」が続いていた。 交換移転、旧ビオ、仮庁舎、併設案・・・内容も二転三転した。 どちらかが正しく、どちらかが間違っているということではない。両者ともに、「理」はあったと思う。(私も、市民論議や医療の中身の重要性を訴えて、慎重論であった。)

      しかし、国政と同じように、市政においても、振り子がどちらかに大きく振れる瞬間がある。政治にかかわるものは、その瞬間の「 ニオイ 」を嗅ぎ取らなければならない。 今回で言うならば、9月12日〜13日にかけて発表された厚生連幹部の、“否決ならば、再構築は幕引き”のコメント こそが、「その瞬間」、「 ニオイ 」であったのだと思う。

      もし、「政真会」が、賛成(原案可決)へと方針を見直さなかったらば・・・・ 再構築幕引きイコール撤退ではない。しかし、病院の縮小へむけて、振り子は大きく傾いてしまったかもしれない。 医師や医療スタッフの流出は、すぐにでも始まったかもしれない。

      ただし、反対や慎重論が間違っていたわけではない。両者のせめぎあいがあってこそ、今日の体勢においての 市民合意へと結びついたのだと思う。


  • 小林じゅうたろうからの提案

      ≪併設案は、「合築案」とイコールではありません。新聞などにでている「厚生病院8階、市庁舎5階、立体駐車場 3箇所、渡り廊下」 は、あくまでもひとつの例です。市民の皆さんの意見を取り入れる余地は、充分あります。≫

    (1)現市役所敷地よりも広いエリアを想定して、できれば駐車場は立体でなく、平らにすべき。
    (2)市庁舎は、一部は既存建物を使うなどして、なるべく小さく、お金もかけないで。(現在の予定は42億円)

    ただし、防災拠点としての強化。受付窓口を一階にまとめて、利便性を図るなど。 その分、厚生病院のスペースを広く(なるべく低層で)。ただし渡り廊下は、感染症などを考えて見直すべき。

    厚生病院の、2次救急、診療科の維持・充実、医療水準とサービスの向上、最新医療機器の導入などについて {市民の皆さん、市、議会、厚生連、病院との話し合いの場の創設}(一方的な説明会でなくて)
    {皆さんの意見をお聞きするための担当課を役所内に創設}
    医師会の皆さんとの融和をはかり、厚生病院の施設を活用した夜間小児診療などを実現してほしい。

    高齢者の皆さんの活動拠点となる総合福祉センターも、病院の再構築と連動させて検討すべき。
    厚生病院は、町部だけのものではない。
    大里、西小諸、川辺、三岡、南大井、北大井の各地域と厚生病院を直結させる交通体系を検討すべき。
    「浅間南麓の中核病院」の視点から、近隣自治体との連携の一層の強化を図るべき。

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小林じゅうたろう後援会
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